2009年12月18日金曜日

高速道路無料化はプラスなのか



民主党がマニフェストにあげていた高速道路無料化にメリットはあるのか、

巷の声としては、もっとも不要な公約として扱われている「高速道路の無料化」ほんとうに悪い政策なのだろうか。
確かに東名高速を利用すると、今の料金でも低速道路と化してしまうほど交通量は飽和状態にある。

なぜこれほど混雑する道路になってしまったのか。

 100km/h最高速度の日本の高速道路、現在のクルマの性能からは考えられないほど抑えた制限速度だ。さらに輪をかけて、大型トラックでは、90km /hの速度抑制装置の取り付けが義務付けられている。

混んだ高速道路といいながら、混んでいるのはある車群の塊ばかりで、ひとたび混み合った塊を抜けるとスムーズに走れたりする。ようはマナーが間に合っていないから混雑しているのだ。

追い越し車線を延々と走るクルマ、数キロしか速度差がないのに、追い越しをかけるトラック、へたをすると追い越し車線のほうが流れが遅いことすらおきている。
今の高速道路が抱える問題はマナーであり、不当に低い最高速度の規制だ。スムーズに走ることができれば混むと言う問題は解決できる。

今後さらに増加する通販であり、自宅にいながら取り寄せるスタイルが定着すれば、物流業者は忙しくなるだろう。不景気が後押しする生活のデジタル化が物流を変える。

日本が強くなるためには、様々な効率化が不可欠だ。当然高速道路行政も考えなおさなければいけない。私は無料化賛成である。トラックの通行料金までが無料化されれば経済的な波及効果は高いだろう。日本は狭い国で、高速道路網ははりめぐらされている。活かすには無料化は素晴らしい選択だ。流通が効率化され、生活が充実するだろう。一部の道路で実験的に実施なんて今更だ。やるならやる。やらないならすべてやらないことだろう。

北海道と九州の一部で実施なんて良い結果がでるはずもない。そもそも、混もうとも無料化ができるタイミングは今しかないのだ。高速道路網を開放する。

ただし、最高速の制限を撤廃、または、引き上げとセットで無料化を図らないと意味がないだろう。

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