2009年12月9日水曜日

日本国、デノミやるべし、



北朝鮮がデノミを行った、このデフレの状態でデノミなど考えられない事だと常識に囚われてはいないだろうか。紙で印刷した通貨を使用しているのであれば、混乱と伴なうコストで検討の余地もないデノミだが、すべてこのタイミングで電子通貨化をしてしまうんだと言うことであれば話が違う。
科学立国日本の意地を見せるには今しかないのだ。ウルトラCだとしてもオール電子通貨化とデノミのセットはやるべき事だと思っている。

いよいよ国債の発行額が税収を超える。戦後昭和21年以来の大きな出来事だ。こんな暴挙を許してはいけないと考えている。国の威信であり、最後の綱である国の信用にひびをいれかねないことなのだ。もし、国債の信用がゆらぎ、長期国債の金利が上がるようなことになればすぐに倒産することになるだろう。健全経営に一気に行くことはできないが、倒産を避ける行動は起こさなければならない。

最初にやるべきは民主党マニフェストの訂正作業だ。子育て支援と言っても必要な予算が大きすぎる。事業仕分けで稼ぎ出した額よりも大きな子供手当てを今やることはできないのだ。さらに、高速道路の無料化も、中小企業の法人税率見直しも見直さないといけないだろう。日本経済が、日本の威信が、円の信用を守ることが最も必要なのだ。

言うは簡単だが、経営を健全化することなのでとても難しいことだ。必要なのは安心して金を使える環境であり、チャレンジする人に対して手厚い国であること。不安がなければ安心して金は使える。今の日本で困っていることは溜め込まれた金が流動化していないことなのだ。

簡単に言えば、税収で120兆円を稼ぎ出す方法を考える事。これまた国債の償還があるからこの金額になってしまう。今しばらく借金経営から脱するまでは致し方のない事実。東京スター銀行のおまとめローンも役には立たないのでここは税収120兆円に日本として挑む、このために国民は頑張ってくれと言わないと無理だ。

さて、溜め込んだ金の流動化に最大のカンフル剤は何か、それは紙幣の電子化が最善の方法だ。一気にタンス預金をあぶり出す効果がある。さらに、システムの運用には当然金がかかる。貸し渋りて溜め込んだ銀行の金を電子化予算にあてよう。

電子化してどうなるのか、通貨とポイントの組み合わせが税収アップの鍵だ。使えば使うほどポイントはたまり、次の購買意欲につながる。また端数のポイントは国へのお小遣いだ。ポイントは簡単明瞭キャッシュバック式、税金の徴収もポイントで支払う。一切の事務手続きを排除しよう。そして、脱税を許さない仕組みを作ってしまうのだ。これだけで相当な無駄をはぶき、円の流動化をもたらし、新しい産業を作り出す。

今の日本の技術であれば、一年で完全電子マネーは可能なはずだ。JALの救済がどうのより、JALマイルを国のポイントととして利用するため、企業を接収しますのほうがわかりやすいじゃないか。

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