なんともダメダメな国になったものです。
このニュースなんて取り上げるまでもないもので、恥の上塗り、ごてごて塗、
北方領土も、尖閣諸島も、円高も、こんな状態では国として沈没しているとしか言えない。
円高から円安誘導が成功して、それでも株価があがらなかったら日本の企業が買い叩かれることになるんだろうなと心配するのですが、不思議なことに政治がこの状態でも株価はちゃんとあがっているのですから、日本の企業の努力を評価しないといけませんね。
TPP(自由貿易協定)をこれから検討するとか言っている。農業が大票田だから優遇しなくては、農業が弱体しては国として問題だ。
そんなことをしているあいだに製造業が崩壊してしまうんだけど。それでも問題だと認識していないのだろうか。
民主党が政権をとって、内部で矛盾をかかえて、本当の軸であった小沢氏を切って、すでに国を維持する能力なんてないのに居座ってしまっている。
すべてに弱腰、すべてに優柔不断、
どんな国にするのか、それだけ決めて、イレギュラーを如何に少なくするか考えるしかないだろうに、根本の考え方が複数ある矛盾した政党ではそれすらできない。
対外的にはどんな外交姿勢なのか、
アメリカ追従の方針であれば、普天間をなんとしても成立させて、安保の明文化されていない部分を整備することが必要だし、伸び行く中国外交を優先するのであれば、中立を維持するとして、アメリカ軍には撤退してもらい、安全、環境技術で国主導の合弁を強化するべきだ。
尖閣諸島の問題を先延ばしにしたのも、北方領土を実効支配されていたのも今がチャンス、一気に巻き返すべきだし、国是として日本の利益を中心に考えた強気な外交をしなくてはならない。
なんにしても無駄をはぶけば、人は余るし、景気は下がる。無駄が回転させてきた経済なんだから、一気に無駄排除するのではなく、国が適度な無駄を作りながら経済の発展と、人口バランスの問題を最優先でやればいろいろと手があるだろうし、だめだね、このままでは。というわけで、私は枝野待望論をとるのです。