2010年9月6日月曜日

雇用対策とは何をしてくれるのだろう



そもそも仕事もないのに人を雇うことなんてありえない。脱コンクリートで建物作りをしない時点で仕事は激減、役所の効率化で人事採用を絞って、雇用対策が最大のテーマだなんて言われるとさすがに冷める。

たぶん感覚が国民と乖離しているのだろう。真に困っている事がみえていない。
熱い情熱を抱く人からすると、気力がなく、流れにまかせている人は「なまけ」ているように見えるだろう。
ヤル気がないんだから何をしてやってもダメさと、思うだろう。

でも、そもそも気力を失った原因もあれば、気力がなくたってなんとか生きていける現実もある。

モノマネは上手、中国のように叩かれることなく、さらりとやってのける。
でも、さらりすぎて、インパクトはないし、中国のように格段に安いわけでもない。回りをみながら安定ラインで作るから最高の効率にはならないし。

先進国として、先頭に立つとモノマネではすまなくなる。そろそろ本質で勝負しなくてはならない。
で、新しいものを作るアイデアと、力量、思い切りがない日本人は戦えない。

これが失われた20年の実態で、もう一度、10年で、所得が4倍になるくらいの経済成長をしないと閉塞感で死んでしまいそう。

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